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短期プライムレートって何?

短期プライムレートとは銀行がもっとも信用力のある企業に対する貸出金利のことで、住宅ローンの変動金利に大きく影響を与えます 。 とはいえ、 これから住宅ローンを利用しようと考えている方は、短期プライムレートの決まり方や詳細まで知っておく必要はありません 。 変動金利を利用する際に大切なことは、「金利が上がったとしても問題なく返済できるか」だからです 。 当ページでは変動金利の仕組みについて詳しく知りたい方に向けて、以下の項目を分かりやすく解説していきます。 公認会計士 として、本名である中村岳広の名を掲げた 公認会計士 中村岳広事務所 を設立・運営。 2014年から「千日太郎」として住宅ローンの情報をブログ「 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな? に答える 」で発信。

新長期プライムレートって何?

新長期プライムレートは、短プラをベースとして「 貸付期間3年以内は新短期プライムレートに0.3%上乗せ 」のような形で算出します。 これは銀行からすると短期市場で調達した資金に一定利率を乗せて長期の貸出に使えるというメリットがあります。 新長プラの上乗せレートも、銀行が独自に決定しています。

プライムレートって何?

そもそも「プライムレート」とは、銀行が優良企業に対して融資をするときの「優遇金利」を指します。 そしてこのプライムレートの動きに大きく影響を与えるのが、日本銀行(いわゆる日銀)が決定している「政策金利」です。 政策金利ですから、当然日本の経済の動向に左右されます。 そして住宅ローンの金利の変動も、この日銀が決める政策金利によって決定します。 通常、景気がよくなれば住宅ローンの金利も上がり、景気が悪くなれば下がるという動き方をします。 「短期プライムレート」は、その名のとおり金融機関が優良企業に対して短期(1年未満)で融資をする際に適用する金利です。

短期プライムレート連動型ローンってどうなの?

短期プライムレート連動型のローンは金利がやや高めになってしまいますが、安定した金利で融資を受ける事が可能です。 また短期プライムレートの利率は、長期プライムレートの利率が変動してから遅れて動く傾向があり、金利の変動があっても予測しやすいです。 一方で長期プライムレートと連動したローンは金利が低いため、総返済額が少なく済む傾向があります。 ただし長期プライムレートは変動が激しいため、今後の状況次第では短期間で金利が急に高くなってしまう可能性があります。 金利の安定を求める方は短期プライムレート、総返済額を少なくしたい方は長期プライムレートと個人の返済スタイルで判断していきましょう 。

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